熱可塑性樹脂シート二枚を同時成形することにより二重構造の製品ができる成形法です。
真空成形ではできなかったリブ構造もできて、広面積でしかも剛性のある薄肉形状品の成形が可能です。
二重壁内部にはウレタン発泡などが入れられさらに高剛性・高断熱製品が得られます。

原理


構成図

スペーサと上・下クランプにおいて保持された二枚のシートを熱成形すると同時に、上・下金型間で圧溶着をし、中空(袋)構造の成形品を作ります。 表裏二面性のあるデザインができ、剛性の高い成形品となります。

一次成形

加熱軟化したシートを上・下金型で挟み込みますが(Fig-2)この時形成される中空部体積V2と Fig-1のスペーサで形成された空間体積V1の関係をV1>V2(即ち圧力比は P1< P2となる)とすることにより中空部内の自らの内圧により一次成形されます。

フランジ熔着

上・下金型によりフランジ部を圧着させます。
一般的な方法ですが、パート部にはフランジが必要です。

二次成形

ニードル状圧空吹出ノズルを装入してエアーを送り込み二次成形します。

バット熔着

元板(上・下)の ?? 部分が内側に押出されて溶着され溶着代を大きくします。

パートレス熔着

上・下金型間の外周部の隙間で 上・下シートを垂直面で圧溶着します。抜勾配(αo)が必要です。

サンプル


  • 車輌内装材

    車輌内装材

  • スーパーコンピュータパネル

    スーパーコンピュータパネル

  • スーパーコンピュータパネル

    スーパーコンピュータパネル

  • ファサードサインボード

    ファサードサイン(※)

※ファサードサインとは… 建物の正面の入り口上に
 掲げられる看板。内部に蛍光灯やLEDを設置する事で
 看板を光らせることが出来ます