熱可塑性樹脂シートを加熱軟化させ、型とシートの間を真空にし、大気圧でシートを型に密着させて成形します。
シートを型に密着させる時にかける圧力が大気圧のものを真空成形といいます。
型費が安く少量生産に適しています。又、大型製品への対応が容易です。
また当社には、大・中・小型の3台の真空成形機が稼働しており、試作・量産対応などが可能です。
原理
■ ストレート(雌型)
■ ドレーブ(雄型)
■ プラグアシスト
■ エアースリップ(エアブロー)
サンプル
左:車輌内装材 右:建築資材
自動販売機
ゴルフカートケーシング
自動車バンパー
冷蔵庫内装材
■ 特徴
この成形法の長所として
① 大型成形が容易
② 型の制作費が安い
③ 成形シートの加飾選択肢が多い
などがあげられ、これを生かして電気冷蔵庫の内装材、自動販売機のダミー缶、自動車内・外装等に幅広く利用されています。
真空成形を行う装置外観および動作紹介映像
大型車両カバーを真空成形する映像です。(再生時間:3分17秒)